日本コンベンション研究会

 

第3回MICEフューチャーセッション 緊急Zoom会議

第3回MICEフューチャーセッション

開催日:4月23日(木)20:00〜

第1部
テーマ:「国際会議における新型コロナの影響と今後の動向」
講師:国際ガス連盟執行委員 吉田 聡 氏
第2部
テーマ:「香港デモ、そして新型コロナ−その影響とこれからの観光・MICE」
講師:JTB(HONG KONG) LIMITED 取締役社長 阿部晃士 氏

第3回MICEフューチャーセッション 緊急Zoom会議は、4月23日20時より開催し、58名が参加しました。
今回は、2部構成で第1部は国際ガス連盟執行委員の吉田聡氏、第2部にはJTB香港支店 支店長の阿部晃士氏にご参加いただき、お話いただきました。

国際会議における新型コロナの影響と今後の動向
第1部は、国際ガス連盟執行委員の吉田聡氏が「国際会議における新型コロナの影響と今後の動向」と題して語りました。スライドを交えた国際ガス連盟の成り立ちから、定期開催の会議の概要、そして、コロナ影響下における今後の会議見通しについて紹介。特に興味深かったのは、今後の会議の開催見通しで、会議運営の視点だけではなく、世界のコロナ感染の推移、ガス業界のコロナの影響などを踏まえた中で、現在進行中の国際会議に関連する複数の会議の開催有無について紹介されました。あまり知られていなかったガス業界のお話や、ガス業界の会議開催見通しにおける各国の反応などを垣間見ることができました。

香港デモ、そして新型コロナ−その影響とこれからの観光・MICE
第2部は、JTB香港支店支店長阿部晃士氏が登場。「香港デモ、そして新型コロナ−その影響とこれからの観光・MICE」をテーマにお話をいただきました。昨夏のデモから、現在のコロナ状況下の香港の写真を交えて、観光産業の状況、政府の対応を、時間軸をおって紹介。また、中国に接しながらも対コロナ対策で成功しているマカオについてレポートいただき、主要産業のカジノを早期にシャットダウンした背景、徹底した水際対策の実情を伺いました。今後の見通しについては、阿部氏は「香港、マカオともに、親日国であることからアフターコロナのインバウンド・MICEの回復には、期待がもてるが、そのためには日本が感染者数を抑え、日本は大丈夫だ!安全だ!というメッセージがキーポイント」と指摘されました。

吉田、阿部両氏からは、海外のコロナ対策の事例の紹介をいただき、日本の対応の課題、そして、現地の評判のについて示唆に富む意見が聞かれました。特に、収束が早いと思われる中国のMICE業界については、参加者からの質問が相次ぎました。

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