2009/6/22 更新
3月10日(火)〜11日(水)、島根県松江市のくにびきメッセと鳥取県米子市の米子コンベンションセンターにおいて、「国際観光コンベンションフォーラム2009」を開催。開催に先立ち、日本コンベンション研究会(石森秀三会長)が正式発足いたしました。
基調講演は、金沢21世紀美術館館長 秋元雄史氏による『アートによる‘創客・創流’〜直島そして金沢から』。伝統文化の街・石川県金沢市に新しい風を吹き込んだ同美術館の魅力についてお話いただきました。ひきつづき、『観光コンベンションと地域の未来〜創客・創流の時代へ』というテーマのもと、とっとりコンベンションビューロー専務理事の長谷川泰二氏をコーディネーターに、観光庁参事官 大滝 昌平氏、松江観光文化プロデューサー 高橋 一清氏、京都嵯峨芸術大学教授 桑田 政美氏をパネリストに迎えて、パネルフォーラムを行い、地域における取組みの紹介や目指す方向性、将来の観光コンベンションについての議論がありました。
2日目にはラウンドテーブルミーティングとして3つの分科会に分かれ、『地域力〜コンベンション地域コーディネーターの役割』、『着地型観光の未来を語る』、『地域資源の可視化〜成功事例に学ぶ』、それぞれの会場で活発な意見交換が行なわれました。
詳細はこちら(2.01MB)
また、エクスカーションも実施され、松江市の松江城・町並みや大根島の日本庭園、鳥取県境港市の水木しげるロード・水木しげる記念館等を視察し、各取組みについて実例を見ながら、理解を深めました。最後に米子会場で行なわれた『コンベンションの今後を探る〜業界・ビューロー…』では、各地域が抱える課題や地域の自立性について、熱い議論が交わされました。
日本コンベンション研究会設立を記念し、初の山陰エリアでの開催でしたが、全国から99名の参加登録があり、観光コンベンションに対する期待を感じるものとなりました。次回は札幌での開催を予定しています。