日本コンベンション研究会

2010/3/18 更新

全国から140名参加
「国際観光コンベンションフォーラム2010 in SAPPORO」

次回開催は静岡県富士市

当研究会主催の「国際観光コンベンションフォーラム2010 in SAPPORO」が3月9、10日の両日、札幌市で開かれました。今年のテーマは「新たなMICEをデザインする」。会場となった北海商科大学には、全国のコンベンションビューロー関係者をはじめ研究者、学生、ホテル・旅行代理店・PCOなどMICE関連企業など全国から140名が集まり、2日間にわたって熱い議論が繰り広げられました。

初日の9日は、基調講演「世界の潮流− 環境配慮型コンベンション」と題して、アメリカのポートランド市からGMIC(Green Meeting Industry Council)代表のエイミー・スパトゥリサノ氏を講師に迎えて、国際的な環境配慮型コンベンションの現状を紹介。

基調講演のGMIC代表のエイミー・スパトゥリサノ氏
基調講演の「環境配慮型コンベンション」について
熱心に聞き入る参加者

続いて、「新たなMICEをデザインする」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。

パネルディスカッションは
「新たなMICEをデザインする」をテーマに、話し合われました。

10日は「韓国コンベンションの飛躍− 日本が学ぶべきもの」「学び観光− 北海道からの発信」「地域MICEの可能性− MICEイヤーに向けて」の3つの分科会が開かれました。

当日の講師、コーディネーター、パネリスト、各分科会のコーディネーター及びスピーカーの方々のプロフィールは、プログラムを参照ください。

「国際観光コンベンションフォーラム2010 in SAPPORO」プログラム(PDFファイル:2.2MB)

第1分科会「韓国コンベンションの飛躍−日本が学ぶべきもの」
第2分科会「学び観光−北海道からの発信」
第3分科会「地域MICEの可能性−MICEイヤーに向けて」

また、今回は初めての試みとして、ポスターによる研究発表を実施。ポスターセッション会場には、北海道大学、首都大学東京、北海商科大学、城西大学、釧路公立大学等の学生や研究者のポスター16枚が掲示され、学術的視点から捉えた観光コンベンションについて各自が発表しました。それぞれの研究内容について、参加者からは熱心な質問が寄せられ、活発な意見交換がポスターセッション会場でも見受けられました。

ポスターセッションの様子

10日午後から実施されたエクスカーションには、20名が参加。環境配慮型施設として2008年のグリーン購入大賞を受賞した札幌ドームの視察と、自然観察を楽しみながら雪原を歩く「スノーシュー体験」が行われました。

エクスカーションは、札幌ドームを視察 スノーシュー体験

次回の同フォーラムは、2011年3月静岡県富士市で開催いたします。

今回のフォーラムにご参加いただいた方は、基調講演に使用されたパワーポイントのPDFファイルをダウンロードすることができます。ダウンロードに必要なパスワードは、参加者宛にメールでお知らせいたします。

基調講演に使用されたパワーポイント(PDFファイル:2.47MB)

国際観光コンベンションフォーラム2010 in SAPPORO」の内容を収録した報告書は、当研究会員および今回のフォーラム参加者には、後日CD-ROMで配布いたします。

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